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2016年4月

2016年4月25日 (月)

これ、いいかも?~タワシ新調~

しつこい苔が取れないってこと良くありますよね。

水槽の角の汚れが取れないってことも、金魚飼育あるあるです。

で、ホームセンターでこんなの買ってきました!

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ジャーン!柄付きタワシ~~(ドラえもん風で)

従来はこんな感じ。

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このタワシ、結構利点あります。

●今まで体を伸ばしてすごい体勢でこすっていた苔も、このちょっとした僅か20センチほどのリーチで楽々お掃除。

●毛がプラスチック製で腰があり細かいので水槽のアールに沿ってこそぎやすい。

●何より手が水に浸らないので冷たくないし汚れない。

従来の棕櫚(しゅろ)製だと水を含んで柔らかくなってこするだけになっちゃうんですよねえ。

角の汚れが取れるようになって、精神衛生上大変スッキリしております!

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2016年4月18日 (月)

往年の銘魚達~日本らんちゅう愛好会二十周年記念写真集~

今は無き「日本らんちゅう愛好会」の二十周年記念写真集には、品評会での優等魚もさることながら、90年代ごろからの銘魚が収録されています。

今の魚と比較して果たして“進化”しているのか、私たちは精査する必要があるのではないでしょうか。

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四歳魚は完成され成熟した美しさを豊かに表現していることが大切。

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当歳や二歳にない圧倒的な美が醸成されていること。

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今現在、四歳魚でこのような頭の質の魚がどれだけいるのか?

エラ位置と背出しが一直線上にあるので頭部が真四角なのを見て取ってください。

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整ったメリハリのある頭。頭部の占める割合からするといわゆる三頭身。

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宇野系らんちゅうの真骨頂とは?

見事な肉瘤。可愛らしい出で立ち。

私の周りにご紹介した魚のような個体は見当たらないような気がします。

どこへ行ったのでしょう??

品種改良とは何ぞや?

何を大切にして改良を進めるか?

らんちゅうは勝手に“進化”するのでしょうか?

残して行こうという愛好家の強い意志がないと消滅してしまうのだとつくづく思うのです。

私たちは宇野仁松から何を学ぼうとしているのでしょうか?

また今年も次世代の素晴らしいらんちゅうを夢見て仔引きが始まります。

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2016年4月14日 (木)

再度書籍の紹介~『金魚三昧 第二号』~

こちらもご紹介しておきます。

『金魚三昧 第二号』

「京都らんちゅうの系譜」と題して寄稿しているんですが、京都らんちゅう・京都筋らんちゅう・宇野系らんちゅう・宇野らんちゅうという用語に興味がある方は必見です。

なおかつ拙著『宇野系らんちゅうの魅力』をお読みになり、『肉瘤考』をご覧になって共感された方はこちらも是非一読されたほうが良いと思います。

Img_0001_r 『金魚三昧 第二号』 旭東企画 2009年 2857円

宇野系らんちゅうはどのようにして成立したのか?

ルーツは?

などの疑問に私が調査したことをご披露して愛好家の皆さんに問うています。

コラムも充実していてきっと満足していただける内容となっていると自負しています。

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『京都らんちゅうの系譜』

-忘却の宇野式らんちゅうの会派を振り返る

●宇野仁松翁の遺産

●宇野系らんちゅうの会が各地に

●異彩を放つ一つの会があった

●藤井四朗氏の会

●宇野氏と藤井氏

●変遷する会の名称

●各地の精鋭が集う異色の会

●いろいろなタイプの魚が集う

●藤井四朗氏の夭折

●「京都らんちゅうの会」の解散

●京都より下野した有志

●「京都らんんちゅうの会」の再考、そしてその意義

●発展的な継承へ

●忘却から伝説へ

以前存在した「京都らんちゅうの会」の足跡を辿ることによって宇野系らんちゅうの歴史を振り返って浮き彫りにする試みです。

特にコラムは必見です。

◆コラム1:当時の関西の動き 1960年代~現在について

世の中の動きと趣味としての宇野系らんちゅうを概観しています。

◆コラム2:らんちゅうの改良について

宇野氏と改良について考察しています。

◆コラム3:宇野氏が生み出した「京都式らんちゅう」とは?

ここに書かれていることが一つでも欠けていたら宇野系らんちゅうと呼ぶに値しないのではないかと思います。これは事実です。

あと、拙文に書いた一節をご紹介します。

筆者は当時の利害関係や諸々の人間関係とは無縁なので、中立的な立場で取材を行っていると考えています。すべてのらんちゅう愛好家に、多角的取材に基づいて、筆者の観点を織り交ぜながらも、冷静に歴史を紐解き、宇野仁松翁の人物像を浮き彫りにしようという試みが目的であることをご承知おきください。

こんなこと私利私欲でできません。一部の若い人が自己満足の為に古い愛好家を訪問しても無意味だと思います。明確な目的が無かったらかえってご迷惑かもしれません。
多くの愛好家が互いに意見交換しながら積み上げて行くことがらんちゅうの発展に繋がると思うのです。

私は、もっともっとらんちゅうのことを多くの愛好家に知ってほしいという気持ちだけなんです。

話しが逸れましたが、是非体系的にこのような書籍で座学もよろしいかと。(^^;)

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再度書籍の紹介~『金魚三昧創刊号』~

ネットの情報の限界ってやっぱりあると思うんですよね。情報が散逸的で体系的に頭に入ってこない。凝縮されていないというか。このブログのように時系列で並んでいる場合、どうしても欲しい情報に辿り着くのに時間が掛かったりして。。。。

そんな時はやはり従来の書籍に軍配が上がると思うんです。

このブログで一貫して主張していることや情報は、知らない人も多いのですが、実は書籍に発表しているんですね。その文章をまず熟読してこのブログを読まれたほうがよろしいかと。

その本が売れたからと言って私には一銭もお金は入ってきません。(^^;) 何故なら書き上げた文章に対しての謝礼を頂いているだけなので、その本が何部売れようと関係がないんです。

だから純粋に私の調べたことを広く知ってほしいという気持ちだけで申し上げているんです。こんな一介のブログなんかには、らんちゅうの真実はこれっぽっちもありません。本当に知りたい情報はタダではなく有料なんです。ネットの無料情報には限界があります。異星人か何様か知りませんが、ネット上で魚を飼っているだけでは駄目なんです。

何度も書いているんですけど、再度ご紹介します。

Img_r 『金魚三昧 創刊号』 旭東企画 2007年 2857円

『金魚三昧 創刊号』、こちらに私は「肉瘤考」なる一文を寄稿しています。

このブログを読むに当たっては是非当たって頂きたいのです。

目次をご紹介すると。

「肉瘤考」-異形(いぎょう)の金魚、らんちゅうを考える 

◆宇野式らんちゅうをテキストに◆

●はじめに

●現代らんちゅうは元来『獅子頭らんちゅう』と呼ばれていた

●らんちゅうにおける肉瘤とは

●らんちゅうに個性は必要か

●肉瘤の科学的な定義と歴史的資料
 ・松井博士の論述
 ・宇野仁松氏の考え
 ・石川亀吉翁の肉瘤の見方

●頭部の名称について

●肉瘤の基本的なタイプの説明

●「おかめ」とは

●フナに戻ろうとする形質

●肉瘤の変遷

●肉瘤の多様性

●一過性の美の追求より完成美を

●肉瘤のバリエーションに欠かせないトキンとは

●種魚の重要性について

●肉瘤の審美的考察(肉瘤に求められる形状と資質)
 ・メリハリの効いた肉瘤
 ・立体的な肉瘤
 ・鑑賞者の審美眼

●肉瘤私論
 ・日本と中国の肉瘤についての比較論
 ・肉瘤とは醜いもの?
 ・肉瘤が『美』に昇華する仕組みを考察する
 ・醜いものが美しいものへ

●そして新たな地平線へ

計13ページ(本書128ページ)

因みに『金魚放談』と題して杉野氏、川田氏と私が対談しておりますのでそちらもお読みになっては?と思います。(11ページ)

是非まだ手に取ったことがない方はご覧になってください。高い本ですが永久保存版だと私は思っています。

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言わせていただくと、

この文読まずして肉瘤を語ることなかれ

手前味噌で申し訳ないんですが、それぐらい気合が入った文なので是非手に取って読んで頂いてこのブログをご覧になって欲しいと切に願うのです。

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2016年4月10日 (日)

Which do you like?

Which do you like?

どちらがお好き?!

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春日井市のK氏が、拙ブログに触発されて描いてくださいました。

良く特徴を捉えていますね!

左はまさに獅子頭らんちゅうで胴が低く幅があります。

右は普通のらんちゅうで、背出しが随分前でエラが後退していますね。さらに背が高い。二段背。

特筆すべきは、影での表現。

投影された形は、右はフンタンでバランスを取った頭部の小さい、腹幅で見せる尾形の良い普通のらんちゅう。左は大きな頭部に背幅だけの胴の獅子頭らんちゅうを良く対比させて表現されています。

さてさて、皆さんはどちらが好き?!

私は言うまでもなく左!!

K氏の的確な描写に拍手!!

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2016年4月 7日 (木)

鳥獣被害続発!!

シーズンに入って鳥獣被害の報告が相次いで入っています。

1.大阪のM氏 アライグマ被害

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アライグマが入ると猖獗(しょうけつ)を極めた被害になります。

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M氏が送ってくださった画像では、魚が1尾も居なくなっています。。。

2.大阪のY氏 アオサギの被害

屋上飼育で今まで被害に遭ってなかったので油断されていたようです。(^^;)

3.大阪八尾のY氏 アライグマの被害

根こそぎやられたとの報告。

4.滋賀県大津市 K氏 アライグマの被害

山一つ越えた山科で被害は聞いていたのですが、遂に大津まで!

ヤバイです。K氏宅からうちまで距離はありますが油断できません。

シーズンになると水替えによって魚影が見えるようになるので被害が頻発するのではないでしょうか。一回被害に遭うとまたありますから根絶するには対策を立てないとダメです。

うちもネコやサギには何度も被害にあってますが、アライグマだけは勘弁してほしいです。

皆さん、油断召されるな!

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2016年4月 1日 (金)

【追悼】池山五郎氏死去~大阪らんちゅう愛好会会長~

2016年3月17日、大阪らんちゅう愛好会の池山五郎会長が逝去されました。 78歳。

急性心筋梗塞だそうです。大阪らんちゅう愛好会の尾薗氏のツィッターで知りました。

まだまだ活躍していただきたかったのに残念です。

池山氏と知り合ったのは、1998年向坂養魚場での大阪らんちゅう、オランダシシガシラ、南京、土佐錦魚の合同品評会場ででした。もう20年ほど前になるんですね。

当時は、芋づる式に、

フィッシュマガジン誌の井上外喜夫氏の“京都筋らんちゅう”を読んで、、、
                ↓
(1)“京都筋らんちゅう”=“宇野系らんちゅう”
                ↓
(2)“宇野系らんちゅう”の創始者=宇野仁松
                ↓
(3)宇野仁松=蘭鋳花伝での対談
                ↓
(4)宇野仁松と大阪らんちゅうの関係
                ↓
(5)大阪らんちゅうの成り立ちと現状の調査
                ↓
(6)大阪らんちゅう愛好会の存在
                ↓
(7)そうして向坂養魚場での品評会見学で池山氏と出会ったわけです。

小柄に似合わず大変エネルギッシュで豪快な方でした。遠くに居ても声の大きさで分かるぐらい。

お話しを聞きたいと申し上げたら「うちに来い。」とのことで、池山氏のクルマに付いて行ったのですが、そのワゴン車の速いこと速いこと。。。(^^;)

浜松のお宅では、ガレージを改良されて上部濾過で飼育されていました。とにかく魚体の大きさにびっくり。南京の飼育にヒントを得てされていたのでしょう。

当時、実は私はどちらかというと、向坂養魚場のオランダシシガシラの愛好会のほうに興味があったんです。オランダシシガシラと言えば弥冨産の短手オランダが主流になっていたんですが、従来の長手のオランダにスポットを当てようとしていたんです。

丁度『オランダ通信』なるサイトも立ち上げ情報の発信を始めていたんですね。ほとんど情報が無かったので手探りでやっていたんです。長手オランダの調査の真っ最中だったんです。

池山氏は、オランダシシガシラにも造詣が深く、向坂養魚場のオランダの愛好会も氏が立ち上げたそうです。氏は長手オランダを「日本オランダ」と呼んでおられました。二つの国の名前があるだけで、素人には何のことやらわかったものではありませんね。(笑)

O2 池山氏の1998年当時の大阪らんちゅう

鼻髭が印象的。協会系らんちゅうをされていた関係と、周りの環境から予想以上に大きくされているように感じました。

O1

まだまだ当時も改良途上だったんですね。丸尾は少なかったように感じました。

O3

親魚は肉瘤が出るんですね~

関西では獅子頭らんちゅうに押されて飼育する愛好家が絶滅したんですね。言い換えれば、大阪らんちゅうは、自然環境が変化して絶滅したんではないですよね。人という気まぐれな存在が飼育しなくなったから居なくなったんですね。

それほど危うい存在だと認識するべきなんでしょう。今のらんちゅうだって飼う人が居なくなれば絶滅してしまうんですから。

金魚の発展に寄与された方がまた一人居なくなりました。

池山氏にはもっともっと活躍して頂きたかったです。

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

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