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2016年1月

2016年1月29日 (金)

『新らんちうのすべて』~読み合わせ【第2回】~

前にお知らせで述べましたように、この本、結構骨があります。小骨が一杯あって、その度に立ち止まって前後の文章を確認する作業が必要で、中々頭に入ってこないんですね。

大変示唆に富む内容なのにそれでは勿体ない、少しでも多くの愛好家に理解を深めていただきたいというのがこの「読み合わせ」の趣旨です。

さて今回は、テキスト(本書)の最も注目されるべき部分を真っ先に解説したいと思います。

それは“会用魚”について詳述した部分。

27ページから51ページで薄緑色の下地の部分。
参考魚による検証と解説について

他のらんちゅう関連本には一切書いてないことが堂々と書かれています。この部分を熟読しておけば会用魚のポイントは誰よりも理解できたことになるはずです。

何故この部分が業者をはじめ愛好家の話題や物議を醸さないのか?

会用魚の良否のポイントが誰でも分かるようになると魚をさばく業者あるいはセミプロは、理解したくないので多分無視せざるをえないと思うんですよね。

でもね、逆に考えると、多くの愛好家が目が肥えることになって、今迄無意識的であったことを意識するようになって供給する側もレベルアップし、品質の高い個体は今以上に高額で取引されるということになるのだと思うのです。(良心的な業者しか残らない。)

らんちゅうの将来を長い目で考えた場合、きっと良い方向に進むのだと思うんです。

この章(27ページから51ページ)が分かりにくくなっている主な原因は、

1) 著者の川田氏と渡谷氏の言が錯綜しているから。いちいち文章から渡谷氏の発言なのか川田氏の発言なのかをねじれた文章から類推する手間が発生している。

 

2) 豊富なサンプル画像が提示されているが、読み進めながら画像を探すことになり、一旦文章から離れるので、前後の文章の内容が中々頭にすんなり入ってこない。

 

3) レイアウトの吟味が間に合わなかったのか、中身もかなり煩雑でキモになる部分が強調されていないので、とにかく分かりにくい。

 

4) もっとページ数を割いて交通整理すべきで詰め込み過ぎの感は否めない。

それでもこの章が画期的なのは、実際の入賞魚をサンプルとして、他人の魚を批評するとなるとその魚を貶(けな)すことになりかねませんが、ご自分の魚なので普通は憚(はばか)れる批評も本音でポイントを説明できる点です。

そして実は、この例示されたポイントは、あらゆるらんちゅうに当てはまるものなんです。協会系やら宇野系などの系統や愛好会ごとの審査ポイントと程度の差こそあれ相違はないんです。渡谷氏は誰も教えてこなかったらんちうの基本中の基本を披露してくださっているのです。

因みに渡谷氏は協会系と宇野系のどちらにも造詣が深く、品評会用の魚の基本には変わりがないことを熟知されています。

テキストの解説に入る前にまだしなければならないことがあるんです。

27ページ~51ページ  【品評会で競い楽しむ らんちうの検証】

まず読みやすいように工夫をしてみましょう。

以下の部分をラインマーカーで目立つようにしてみてください。

30ページ 左下から12行目 (A) 首根っこが気になる見本

左下から5行目 (B)良い見本 同様に。

その下の(A)首根っこが気になる見本の魚」の部分も同様にマークしてみてください。(※鍵括弧の意味が分からないですよね。)

その要領で鍵括弧でくくられた(B)~」のようにアルファベットが書かれている部分は、以後全てマークしてみてください。

20160128_181943_r良い見本と悪い見本とマーカーの色を変えるのも良いかも

そうすると、かなり前後する部分が浮き出てきて分かりやすくなると思います。画像を見てもすぐに文章に戻れるようになると思います。

【マークする部分一覧】

30ページ 左下から12行目 (A) 首根っこが気になる見本

     左下から5行目 (B) 良い見本

     左下から2行目 (A)首根っこが気になる見本の魚」

30ページ 右上から1行目 (B)良い見本の魚」

     右上から10行目 (A)首根っこが気になる見本の魚」

   同  11行目  (B)良い見本の魚」

     右下から9行目 (B)良い見本」

31ページ 右下から15行目 (C)峰が気になる見本」

   同    10行目 (D)良い見本」

32ページ 左上から6行目(C)峰が気になる見本」

   同  右上から3行目 (E)筒元が気になる見本」

   同  右下から8行目 (E)筒元が気になる見本」

   同      7行目 (F)良い見本」

   同 右下から 6行目 (F)良い見本」

   同 右下から4行目 (E)筒元が気になる見本

このそれぞれの頭に付いているアルファベットが画像と連動しているので、それを頭に入れて見ていくと理解しやすいと思います。

それから、特に致命的な脱落があるので全く意味が通じなくなっていることがあります。

ここからが理解する上で最も重要な部分となります。

32ページ右下

「1) の頭と胴の境目」、「2)の峰っけ」と連動しているためです。

上の文章の1))はあまりにも唐突です。

さらに、

34ページ左上から4行目

前置きで申し上げたような、1)、2)、3)

がどこにも見当たりません。

さらに、

35ページ 左上から3行目、

1)、2)、3)を満たさない魚

35ページ 左下から11行目

やはりこれは、1)、2)、3)を留意して取り組んだ結果だと思います。

その下の、1、2、3、を追求しながら、会用も極め続けたい

1)))とは何か?

実はこの説明がレイアウト段階で抜け落ちたようなんです。

渡谷氏の最も大事にしている部分とは、

1) 頭と胴の境目がVでないもの

 

2) 峰を見せないこと

 

3) 筒元がなるべく丸に近く、三角でないもの

 

要は、

表1の表題が1)

 

表3が2)

 

表4が3)

 

に対応してるんですね。

20160128_182102_r 表1と書かれた右側の「頭と胴の境目がVでないもの」の前に1)を付けると分かり易い。

その表と画像は良い見本と悪い見本がそれぞれ対比しているのと連動しているわけです。

何故こんなことになったのか?渡谷氏に問い合わせたところ、どうやら原稿の遅れで見切り発車してしまって、レイアウトの吟味が出来ずに発行されたのが内情のようです。

ん~勿体ない。少しでも多くの愛好家の共通認識にしてほしい部分がこれでは。。。。

版を重ねる場合、是非改善していただきたいものです。

今回は皆さんが理解に苦しんだであろう部分を前段階として解説させていただきました。

内容に関しては次回ということで、上記の内容を踏まえて読み込んでみてください。

 

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2016年1月17日 (日)

ご挨拶もほどほどに・・・・。(エアホースの配管)

久々の更新です。

新年のご挨拶も松の内を過ぎてしまったので、「あけおめ」の「ことよろ」でご勘弁を。(^^;)

年末から金魚関係で大変ショックな出来事がありまして。

ブログを更新する気も起きない状態に陥っておりました。

多くの方にご心配をお掛けしました。大丈夫ですよ~、生きてますよ~(^^;)

ただ思ったことは、先輩にも後輩にも尊敬の念を抱けないような心の狭い人は、この趣味をやったらいけないってことですかね~"(-""-)"

気持ちは落ち込んでも金魚のことは考えてます。

で、シーズンオフの恒例、インフラ整備。

今回は、エアーチューブの整理。

まあ付け焼刃的にどんどんチューブを増設していってたのですが、錯綜してエアーの出が悪くなったりで困っておりました。

Dsc_0159_r_6


浄化槽用のエアーコンプレッサーにエアー分配管から延々各池までエアーチューブを引っ張っていたんですね。

そんなんですから、チューブがこんがらがるわ、詰まったら原因究明まで時間がかかるわ、足に引っかけるわで難儀してたんです。

Dsc_0163_r

散水用のビニールホースと塩ビ管を使ってこんな感じにしました。

Dsc_0164_r

水槽の脇に塩ビ管を這わせて、塩ビ管に一方コックを装着するという方法です。これで目詰まりすることも解消されます。

お蔭さまでコンプレッサーから遠い池にも大風量が送れるようになり、早くからこうしておけばよかったと思った次第です。

うちの場合は、場所が広いのでSさんのアドバイスで塩ビパイプとビニールホースの併用としましたが、塩ビパイプのみでも良いと思います。

設置をお考えの方に私が気づいた注意点を書いておきますね。

1)塩ビパイプに一方コックを埋め込むのは電動ドリルがあれば意外と簡単。

2)ビニールホースは市販の内径15ミリでは合いません。18ミリを使った方が良いです。18ミリはネットで探せばあります。(コンプレッサーの吐出口は18ミリないと合いませんでした)

Dsc_0162_r_2 左側が18ミリ

3)塩ビパイプは、VP-13を使用。

4)塩ビパイプとビニールホースの接続は、ホースバンド(ホースクランプ)を付けます。外れるのを防止するのとエアー漏れするので。

足元がスッキリして快適です。

シーズンが待ち遠しくなってきました。

※『新らんちうのすべて』の読み合わせは順次はじめたいと思っています。


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