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2014年9月

2014年9月24日 (水)

鹿の子のこと

宇野先生は、全身鹿の子が究極の好みとの記述がある。

“鹿の子(かのこ)”とはどのような柄か?

小鹿の背中には特有の斑点がある。成長するに従って消失する模様だが、こちらは天敵に襲われないようにカモフラージュのためと聞く。また織物に“鹿の子絞り”というものがある。いわゆる、鱗の真ん中の部分だけ赤くなるポツポツとした柄を金魚の場合は、そのような鹿の子に見立てたと言える。

ところがこの柄、中々出現することがない。狙って出るような柄ではないと言える。下の画像の個体は思いもかけず鹿の子が出ているのだが、要は柄の際(きわ)の部分の鱗がぽっぽっと鹿の子柄になっている。

Dsc_0432_r 当歳魚(9月)

実はこの個体、色変わりするまでは素赤になるとばかり思っていた。ところがどうだ、白勝ちの更紗柄になっている。わからないものだ。

Dsc_0397 上記当歳魚(8月)以前掲載

横から見ると、背の赤と船底の赤を渡るようにポツポツと。
鹿の子はこのように部分的に出現するものなのだが、20年ほど前に協会系でほぼ全身鹿の子の当歳を、ショップで見たことがある。

Dsc_0430_r

実は、ある有名金魚愛好家にお聞きしたのだが、鹿の子は急激に大きくした個体に出来易いそうだ。つまり体の成長に、鱗の色の因子が付いていけないから、あのような鹿の子絞りのような柄になると推測される。

この個体も同腹の個体と比べて格段に大きい。いわゆるトビだ。道理で。。。。

そしてこの柄は成長するに従って消失する可能性が大だ。要は一過性の柄なのだ。移ろいゆく柄、そんな儚い柄に宇野先生が夢見た柄として思いを馳せるのもこれまた一興というものだろう。

柄は迷宮だ。柄と魚のタイプの連関は、あるようでないのが本当なのではないだろうか。

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2014年9月20日 (土)

2014年宇野系らんちゅう品評会スケジュール(ほぼ決定)

多忙でうかうかしていたら、あらまあ!品評会シーズンではありませんか!

例年作成している品評会スケジュールを遅ればせながらアップいたします。参考にしてください。(^^;)

さあ!品評会へ行こう!

この週末から品評会シーズン突入です。
画像や動画を見て判ったつもりになっても只の耳年増。
魚を自分の足を使って見ることをしない人は、信用に足らない人と軽蔑しております。

是非足を運んで直に会場で魚を見てください。

どの品評会も11時ぐらいから魚が並びだします。

優等の魚が全てではありません。洗面器の下のほうに輝いている宝石を見つけに行ってください。会によっては貯め池に原石が泳いでいたり!?

(※以上、去年と同じ文言)

正確ではありません。例年の日程を参考に作成しています。(あしからず)

【宇野系らんちゅうの品評会日程】

9月21日『播磨愛らん会』 姫路市 大塩天満宮

9月21日 和歌山錦鱗会』 和歌山市 紀三井寺球場

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9月23日『小倉金鱗会』北九州市 小倉城

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9月28日『福井愛らん会」 福井県 福井大仏 ※新規掲載

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10月5日『琵琶湖金鱗会』 滋賀県 琵琶湖ホール左横公園

10月5日『守口金鱗友の会』 門真市 大宮中央公園 弁天池公園

10月5日『鶴来らんちゅう友の会』石川県 パーク獅子吼 ふれあい館広場

10月5日『日本宇田川らんちゅう愛好会』姫路市 坊勢漁協 とれとれ市場横

10月5日東北らんちゅう愛好会』  サンワドー(弘前堅田店)

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10月12日『京都金鱗会』 京都府 藤ノ森神社 ※同名の愛好会が存在しています。

10月12日『新日本らんちゅう愛好会』 奈良県 斧田観賞魚センター ※新規掲載

10月12日『富山らんちゅう愛好会』 富山県 立山グリーンパーク吉峰 ※新規掲載

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10月13日『宮崎らんちゅう会』 会長宅

10月13日『宇野系らんちゅう和歌山 仁』 和歌山市 和歌山市立市民図書館  玄関ホール

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10月19日『神戸らん友会』 神戸市 和田神社

10月19日『日本愛らん会』 大阪府 弁天町

10月19日『京都金鱗会』 京都府 梅小路公園

10月19日『京都愛らん会』 京都府 水火天満宮

10月19『東京らんちゅう倶楽部』 足立区生物園

10月19『福井県愛鱗会福井県 勝山市昭和町 はたや記念館 「ゆめおーれ勝山」※新規掲載

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10月26日『京都らんちゅう会』 京都府 六孫王神社

10月26日『全日本らんちゅう愛好会』 大阪府 吹田メイシアター

10月26日『枚方らん清会』 大阪府 交野神社(※本年は急遽場所が変更になったようです。)

10月26日『日本らんちゅう愛好会四国支部』 高松市中央公園

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11月2日『守口らんちゅうの会』 門真市 弁天池公園

11月2日『九州愛らん会』 福岡県 中津

11月2日『愛知らんちゅう愛好会』 稲沢市平和支所

※誤記があればご連絡ください。

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2014年9月 9日 (火)

骨格のお話

久々の水替えをしたら水底に、何か物体が・・・。

調子悪かった個体が骨になってました。(^^;)

おお!どっかで見たカタチ。肉眼では見ることないのでまずは観察。

肋骨、背骨、例の神経棘、頭骨。ふむふむ。

1_r_2

頭骨と背骨の接続をよ~く観察。

Dsc_0408_r

背が低いことと背骨の湾曲がどのように関連しているのかが良く分かりますね。そして肋骨の曲がり具合が背幅を演出していることが。

そこで肉片がまだまだ付着しているので、それを取り除く方法を考えました。その方法は、

①土に埋めて微生物に肉を食べてもらう。

②塩素系漂白剤で溶かす。

③ピンセットでこまめに取り除く。

と考えて、②を選択しちゃいました。そして少し濃い目の漂白剤に漬けたら、あらら!肉片は溶けましたが骨はバラバラ!なんかお骨状態。

これは③が正解だったみたいです。

よって、この画像しか資料は残らずとなりました。ご参考までに!

関連エントリー
骨格かららんちゅうを考える~X線画像~

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