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2014年4月18日 (金)

阿蘭陀獅子頭私論~こぼれ話~

松井博士の『金魚』より画像にて補足。

Img_0001_r 『金魚』松井佳一著 昭和38年 p43

日本らんちゅう愛好会の故寺崎氏はオランダシシガシラを飼育されていました。これは宇野先生が長くオランダを飼育されていたのをご存じだったから。寺崎氏のオランダは、四国の愛好家から譲り受けていたと聞いています。

四国では今も愛好家が多く、日本オランダシシガシラ愛好会の全国大会も開催されているのをご存じの方も多いでしょう。

松井博士の書籍は主に関西を中心に画像素材を集められているのと、他の画像との比較から、この画像は京都金鱗会の桜井副会長の池と私は推測しています。らんちゅうとオランダシシガシラ、右下には素赤のフナ体型の個体まで混泳しています。

この画像から当時(執筆された昭和30年代)の飼育環境が分かります。このオランダは25㎝から30㎝ほどある立派なものだったでしょう。らんちゅうより華麗であるのは一目瞭然ですね。

因みに桜井副会長のご自宅は、金鱗会の品評会が開催されるほど広く、池も広く多種多様な金魚を飼育されていたようです。(この書籍にも多数の個体と桜井氏の施設の画像が使用されています。)
当時は、つとに有名で観光バスが名所巡りとして組み込むほどだったと聞いています。

時代背景を読み解いてはじめて、金魚はその存在の理由が見えてくるのです。

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