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2013年7月

2013年7月16日 (火)

金目についてもう少し考えてみる

金目が出ると当たり、なんて言い習わされていたりします。

金目とは下の画像のように、青仔・黒仔の時に目が光る現象を言うんです。つまり光の反射によってそのように見える現象なんですね。

1ピントが合ってません。(^^;)

出ない系統は全然出ません。

で拡大して見るとこんな感じ。↓

2

目の縁の上端が光っていることがこの画像で分かると思います。

3

↑因みに背景が白いとこんなふうに見えます。(※同じ魚ですよ!)

つまり金目は蛙目なんです。

さ~て、この意味が分かる人はこのブログをかなり読み込んでらっしゃると言えます。

答えはここには書きません。考えても分からないでどうしても知りたい人はメールくださいね。

金目が当たり腹の意味は、かくして理由付けできるんです。

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2013年7月 7日 (日)

“差し”について

ツマミについては前のエントリーをご覧ください。

今回は“差し”の実際を見ていくことにします。

見てわかる通り、稚魚というよりは青仔状態ですよね。

この時期までは割と差しは判別しやすいです。これ以上の大きさになると色変わりして差しが分かりにくくなります。

1
実際はこの画像のような感じで見えるんですよね。黒い線が尾にスッと入っています。

それ拡大すると。

2
その黒い線が尾筒に向かって差し込んでいるのが分かりますよね。これが“差し”です。これはツマミと同様、尾芯が上に向かって重なり合って太く黒く見えるんですね。

色変わりすると目立たないので見過ごしてしまいます。かなり大きくなって気が付くことになるんですよね。会用を育成している人は他人から指摘されて初めて気が付くことも多いですね。

何故差しを淘汰の対象とするかというと、「フナに戻ろうとするキズだから」が主な理由です。ツマミ同様、鮒尾に戻ろうとする傾向の遺伝形質だからハネる、ということになります。

会では差しが尾筒に向かって鱗一枚食い込んでいても許されます。でも厳密に言うと、他の部位がシビアに評価対象とされるのなら、尾まくれなんかより、ここも相当シビアに見るべきと思うんですけどね。

因みに、私はこの個体、残します。

この腹、孵化数が少なかったんです。他の部位の形質の可能性を勘案して、敢えて残すことにしています。だから差しでもこんなに大きいんです。

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2013年7月 3日 (水)

『日本らんちゅう愛好会』解散

本日、大変美麗にして重厚な写真集が送られてきました。

Img
日本らんちゅう愛好会【宇野系らんちゅう】三十五周年記念写真集

もうブログに書かなければならない時が来てしまったようです。

日本らんちゅう愛好会が解散するんです。その最期の写真集が送られてきたんです。

と同時に、寺崎氏の解散にあたってのご挨拶が添えられていました。

独断ですが、ここに謹んで掲載させていただきたく思います。

以下世話人であらせられる寺崎吉彦氏のお言葉全文です。

拝啓

若葉の候、皆様にはますますご健勝のこと、お喜び申し上げます。

平素から日本らんちゅう愛好会に格別のご配慮をいただき、誠にありがとう存じます。

宇野先生の創られたらんちゅうの普及、先生のらんちゅうに対する心構えを皆様に伝えたいという一心でこの会を立ち上げました。先生は自分の大事な物をお金に変えたりはしないでしょうと私によく話されました。私の父親も趣味(道楽)はお金にするものでは無く、お金を使うものだと言っていたので、宇野先生の言われることが素直に心にひびき、そのことも金魚と共に受け継ぎたいと考えました。

しかし、昨今は以上の様な考えが通用せずこの会を継続して行くのは大変ではないかと思い、会の解散に至りました。

わずかな望みですが、どなたかこの会の様な志を持った人が現れて新しい会を作ってくれる事を期待しています。

長らくご支援賜り誠にありがとうございました。

まずは、書中をもちましてご挨拶とお知らせといたします。

尚、当会の残金は東北大震災義捐金に寄付とさせていただきました。

                                             敬具

体調を崩されてやむなく解散に至る口惜しさ、そして後に続くものへの配慮としての解散。最期までお金とは無縁であることの証として、会費から壮麗な写真集を作成、残金全てを義捐金に回された潔さ。寺崎氏、天晴れです!

返す返すも宇野系をずっと追ってきた者として残念でなりません。

「どなたかこの会の様な志を持った人が現れて新しい会を作ってくれる事を期待しています。」と書かれていますが、寺崎氏の蒔いた種はきっと新しい芽をいずれ出すに違いないと私は確信しています。

今、宇野系の一時代が終わろうとしています。寺崎氏が率いる日本らんちゅう愛好会の存在が余りにも大きいので、どうやって埋めるか途方に暮れる方も多いことでしょう。

“宇野系らんちゅう”という言葉を一番最初に標榜されて広めたこと、そして日本らんちゅう愛好会が“宇野系らんちゅう”の実質的な全国大会であったのも事実です。

今年の十月の第二日曜日はこれでぽっかり穴が空くことになりました。と同時に、その心の穴をどのように埋めていくか、今は何も考え付きません。

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長崎猫とジャパニーズボブテール《これも雑談》

ジャパニーズボブテールをご存じだろうか。

短尾の日本猫で、尾が団子状になった個体を言う。Wikiで詳細が分かるので参照して欲しい。

米国の猫の協会がそう認証したらしい。戦後なのでそう遠くはない話しのようだ。

一応Wikiは、ジャパニーズボブテールを日本古来種としている。

江戸時代、妖怪が信じられていた中、古猫(老猫)は妖怪に変化(へんげ)するとされ、九尾の狐よろしく尾が長く変化すると言い伝えられたと聞く。(番町皿屋敷などが有名)

その為に妖怪に変化しない短尾の猫が珍重されたとか。

またしても江戸時代!

江戸時代発祥の文化的遺産のどれだけ多いことか。

筆者の幼き頃、わが地方ののら猫でも短尾というか尾が曲がった個体などを多く見かけたのを覚えている。近年はのら猫自体をあまり見かけなくなったが。

ところが、ところがである。話しはそう単純ではないのである。

“長崎猫”はご存じだろうか。

実は、長崎には短尾や尾の奇形の猫が異常に多数生息しているのだ。

昔の話しではない、現在の話しである。

なぜか。

遡ること江戸時代。!?(またも江戸時代か!!)

鎖国政策の中の出島が原因だったようなのだ。

オランダ船にはネズミ駆除の為に猫が飼育されていた。その猫が出島より入ってきた。

さてその猫はどこから乗せられたのか?

東南アジアが起源だそうな。東南アジアに短尾猫が確認されているらしい。

それなら日本の古来種では無いのではないか?Wikiはなぜ長崎猫のことに触れないのだ。別に金魚をやっているものからすれば、日本古来種にこだわる必要はないと思うのだが。情報が偏り過ぎではないだろうか。

ところでストーリーはこうだ。

①オランダ人が多数の物品とともに猫を運んで来た。猫は船を降り出島から長崎の街に出て次第に日本全国に伝播して行った。

②または出島でその変わった猫を見た商人か好事家が持ち帰って繁殖させ洗練させた。

江戸時代の日本人の嗜好にあった短尾猫はこのようにして遺伝因子を残すことになったのだと推測される。

しかし、現在でもなお長崎に短尾猫が多数見られるとは興味深いことだ。それだけ遺伝の強固さ?を垣間見る思いではないだろうか。

ここでの教訓は、Wikiの情報を鵜呑みにしたらダメだということと、遺伝因子とはかくも強固なものだということだ。

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2013年7月 2日 (火)

黒毛和牛《雑談》

なんちゅうーかね、黒毛和牛。

黒毛和牛でもね、どう言うんか、ランクっちゅーもんがある訳でしょ?

A5とかA4とかコピー用紙みたいですけど。

肉質が良質な順にランク付けされてんでしょ。

霜降り肉って日本固有らしいですね。肉の間に脂がミルヒィーユ状に挟み込まれていて、口に入れると溶けるってことで至極の味わいな訳ですわな。

でもね、ランクがあるってことは黒毛和牛でもそうでもないのが出るんですよね。総称して“黒毛和牛”な訳で、食べたら「ん~・・??和牛か?これ」もあるんですね。

つまり!霜降りの質が評価対象なわけで、外見では分からないですよね。ん?肉質って外見で分かります?分からないっすよね。

それはともかくとして、でもね、ちょっと考えると凄い疑問があるんです。

欧米人って元来肉食ですよね。肉ばっかりかっ食らって来た人種ですわな。そりゃ何千年ってことですから、日本人とは比べものにもなりませんな。高々江戸時代後期以降にしか牛肉を食べる習慣がない日本人と雲泥の差があるはずです。

っちゅーことは牛に関しては日本人より熟知しているはずだとすれば、欧米で霜降り肉もあったはずじゃないですか?というかそんな肉質の牛も出現したはずでは?という疑問が出てくるんですよね。

改良頻度が全然違うのになぜ欧米にそんな肉質が残っていないのか?

私見ですけど、きっとそんな肉質を持った牛もいたに違いないんです。

ならばなぜ現存しないのか?

好んで残さなかっただけ。

そう、食文化の違い。毎日主食で食べるものは淡泊な赤肉が良かったんでしょうね。そんなギットギトの脂入りじゃすぐ胃もたれしますがな。

そんな胃もたれしそうな脂まみれの肉質を洗練させたのが日本人。日本人の着眼点が違ったわけですな。

結局、人が介在してはじめて成立するのが家禽類なわけですね。なわけですから、放っておけば黒毛和牛も絶滅するんでしょうな。

らんちゅうも一緒ですな。“らんちゅう文化”って言葉の意味は、そういうことなんじゃないですかね。

普段は普通に肉を食べてますけど、そんなことを考えるのも一興かと。

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2013年7月 1日 (月)

場所が無いなんて言わせねーよ!(我が家風)

必ずしも大容量の水槽が要るわけではないんです。

産卵でも管理次第で小さな水槽でも飼育はできます。

場所を理由に飼育できないなんて言うのは、言い訳でしかないんですね。

Dsc_3649_3

手前が50リットルのトロ船。

奥が30リットル程の発泡スチロール。

稚魚が入っているんですよ。まだまだ小さいです。

Dsc_3650

尾数調整がしっかり出来れば育成飼育は可能なんです。

玄関横にスペースないですか?ガレージの端にひょっとしたらスペースがあるんじゃないですか?

ネットであーでもないこーでもないって言ってる暇があるんだったら場所を探してみてください。(^^)/

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