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2012年7月

2012年7月31日 (火)

天然記念物

ナンキンや土佐錦、四つ尾の地金は、天然記念物に指定される金魚です。

待てよ・・・天然記念物ってトキとかイリオモテヤマネコとかオオサンショウウオとかなら判りますが、なぜゆえに改良品種の金魚が“天然記念物”に指定されるのか。

天然記念物というと、読んで字の如く“人の手が入っていない稀少性のあるもの”というイメージですが、そうではないみたいですね。どうも色々とややこしいみたいなんです。

因みに、“人間国宝”って一言で言っちゃいますが、こちらも成り立ちなどを調べると一筋縄ではいかないんです。この件はいずれまた・・・・。

で、ちょっと“天然記念物”について調べることにしました。

するとそもそも“天然記念物”とは、通常は国が指定するもので、1950年制定の「文化財保護法」に則って文部科学大臣が指定するものだそうです。

根拠になる法律が「文化財保護法」で“文化財”と規定するなかで、大きくは改良品種である家畜も含まれるということのようです。

しかし!しかしながら、上記の金魚に関しては、そのカテゴリーには含まれていないんですね。つまり、“天然記念物”というとトキや縄文杉などと同様に、実際のところ、国が指定しているものとばかり思い込んでいる方が大半なのではないでしょうか。

実は、県指定の“天然記念物”もあるんですね。金魚の場合は、四つ尾の地金が愛知県、土佐錦魚が高知県、ナンキンが島根県というように県指定なのです。

失礼ながら道理で落差があったわけです。しかし、だからといって国指定ではないから貴重ではないという短絡的な考えにはなりません。

金魚の場合、天然記念物として文化的に保護していかなければならないとしても、、自然界にあって環境悪化によって保護をしなければ絶滅するというわけではありませんよね。従ってレッドデータブックには絶対載らないですよね。

実はこういう構図なんだと思います。

天然記念物に指定することによって耳目を集め、周知することによって、ともすれば消失してしまう恐れのある文化的な制作物を保護しようという考え。

毎年、天然記念物として優品を指定するそうですが、そのような1尾1尾には本当の意味での価値はないんだと思うんです。それよりも、そのような文化的な伝統を保存しようとするその地方の熱き篤志家が最も保護されるべきものなのだと思うのです。

「文化財保護法」という法律の理念には、無形文化財というカテゴリーがあります。そう!本当はその地方地方で金魚を支える人々が保護の対象なんです。人間国宝、つまり無形文化財として技能を保持する人を奨励し保護する。これが天然記念物に指定する本当の意味なんだと思うのです。

それぞれの個体に象徴される一個人こそ天然記念物として、はたまた無形文化財として表彰され名を残すべきなのだと思うのです。

それぞれの金魚は、種魚さえいれば来年も作ることが可能なんです。しかしながらそれを担う愛好家が絶えれば、この世から無くなってしまう代物なんです。

天然記念物は、実は伝統を継承しようとする人々の理念であり象徴なのだということをしっかりと認識することが重要なのだと思うのです。

天然記念物として、そしてレッドデータブックに登録されるべきは、ナンキンや土佐錦そのものではなく、それを担う愛好家だったということです。

我々が恐れるべきはその文化の担い手が絶滅することなんですね。大阪ランチュウが絶滅したのも全て一緒ですよね。だからこそ宇野らんちゅうの担い手も自然の成り行きに任せるのではなく、絶えず気に掛けなければならないのはそういうことなんです。

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2012年7月28日 (土)

浜錦に想ふ~肉瘤考的検証~

浜錦のツルンとした二つ瘤は水泡か否か。

この大命題を確かめる機会を得ましたのでご報告いたします。

浜錦、らんちゅうでは考えられない肉瘤の形状。らんちゅうの場合、注意深く種親選びをしないと、たちまち消失してしまうトキン型の形質。えてして細かいブツブツの葡萄頭で良しとしてしまうらんちゅう愛好家が多い中、浜錦においては、平滑な見た目袋状の肉瘤(?)が発達するのは、ある意味羨望のまなざしで見る向きも多いことでしょう。

今回、幸運にも?浜錦の死魚を得ましたので、果たして肉瘤なのか水泡なのかを実際に観察することが出来ました。

二歳魚です。すでに二つ瘤が綺麗にあがりつつある個体です。このまま成長すればきっと浜錦の特徴を大いに発揮してくれたことだと思います。

こうやって見ると随分と目幅があるんですね。頭骨に左右二つの瘤が見てとれます。↓
触ってみると、かなり弾力があります。水泡のような水を入れたゴム風船といった風情ではありません。あきらかに何かが詰っているような感触です。

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横見はあきらかに丸い形状の物体が目の上にあります。ツルンとしています。半円形の物体が埋め込まれているようにも見えますね。

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円形の袋を針金で突いてみました。↓

袋ではありません!
中身は液状物質ではありません。刺しても形は残っているので、ヘラでこそぎ落してみました。

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ほら、ゼリー状の物体です。半透明だと判ります。↓

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そのままこそぎ落してみました。

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全て取り除いたのが下の画像です。

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こそぎ落した表面をご覧ください。明らかにゼリー状物が剥ぎ取られたような形状になっています。全然ドロッとした液状物の流出はありませんでした。

肉瘤と水泡の中間物という推定は成り立たないこともこれで判明しました。

この個体が作出当時をそのまま維持されているのかはまた別の問題としたいのですが、概ねこれで結論が出たと思われます。

1)浜錦とは頭部に傑出した“肉瘤”が出来る品種である。(×水泡ではない)

2)そして、ふんぺい的には二つ瘤の綺麗なツルンとした形状の肉瘤の個体だけを浜錦と呼びたい。

らんちゅうでは考えられない肉瘤の形状が、浜錦の遺伝因子の特徴なんですね。要するに、この遺伝形質を保存して維持することが、浜錦を浜錦とする所以であることがこれで判ることでしょう。逆に、らんちゅうにおいても、肉瘤の形状の重要性が再確認できたと言えるのではないでしょうか。

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2012年7月24日 (火)

夏来る

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こちらの地方は、まだセミも本格的には鳴いていません。

やっと夏が来たんですが、今度は水換え地獄!

一日水換えが遅れるとすぐさま調子を崩すのが恒例。皆さんも億劫がらずせっせと水換えしてくださいね!

会用に使えそうな仔を掬ってみました。

うちではこれが一番大きい部類に入ります。

尾がへなちょこな親からでもちゃんとしたのが出ます。あとの仔はじっくり理想の種親になる形質を見極めて行きます。

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2012年7月12日 (木)

柄の考察

世間ではパンダの話しばかりですが、ふとパンダの柄について考えました。

今回の記事は整理出来ていないので結論はありませんが、生物の体色からは、色々なことに気付かされます。

今回は色の入り方について考えてみることにします。

生物の色の入り方には二種類あるようです。(柄の入り方、配色)

1:種によって体色の入るパターンと部位が決まっている。
 例 パンダ、蝶、昆虫など

2:法則があるようだがランダムに色の入り方が変化する。
 例 金魚、牛、犬、猫の斑など

白と黒の体色であるパンダは、どの個体もほぼ同じ部位に同じ色が入っています。つまり部位によって色の配置が決まっているということです。
何故種として色の配置が決まっているかは諸説あります、黒の色素を発色させるかさせないかを決めているのは遺伝子であるのは間違いありません。

因みにパンダは何故あのような柄かというと、あの色の入り方は“分断色”と言って自然界では敵が見分けにくい柄なんだそうです。雪原に居たら判りませんよね。要するに一種のカモフラージュということなんでしょう。膨大な年月を掛けて選択されていった柄模様なんでしょうね。

上記の補足ですが、パンダは、生息域が標高が高い降雪地帯で、体の末端は太陽熱を集める為に黒くなった、あるいは残ったという一説があり、目の周りの黒色は太陽の反射を和らげる為だそうで、プロ野球で目の下を黒くするのと一緒なのだと。確かにこの説は説得力がありますね。だから白と黒なのだと納得がいきますね。
しかも黒い部分の地肌と毛の根元は、白いんです。毛が伸びるに従って黒色が発色するんですね。

猫でも同等の現象があります。ペルシャ猫のグラデーションも体の末端部分だけ濃いのは体温の低い部分だそうです。

それとは反対に、ホルスタインの白と黒の斑(まだら)、ダルメシアンの斑、猫の斑、そして金魚の更紗は一匹たりとも同じ柄は居ません。ランダムに柄は決定されているようです。

さてさて面白い画像をご紹介しましょう。

624pxquagga_in_enclosure『クアッガ』ウィキペディアより

乱獲によって絶滅した『クアッガ』というシマウマの亜種だそうです。どうみても野生?の馬とシマウマの雑種のようですが群れをなして暮らしていたそうです。

仮にこのクアッガが雑種だったとして、この柄の入り方に私は興味をそそられるわけです。前部がシマウマ、後部が馬の柄と言ったらよいのでしょうか。

これを例に金魚の遺伝子交雑について考察すると、

鮒色(鼠色※内実は黒色と黄色素)
       ↓
●黒色素が発現しない個体が出現→黄色素のみの金魚が出現
       
●同じような確率で黒も黄の色素を持たない個体が出現→アルビノ=白子

●どの時点か定かではないが、黄色の派生色として赤色が出現した。

自然界では黄色素のみの個体やアルビノは、ある一定の確率で出現するのだと思います。ただそれを人間が発見して、固定化するかしないかが、その後の品種へと変化する分かれ道だったのでしょう。

そして自然界においては、黄個体と白個体とが交雑する可能性は限りなくゼロに近いでしょう。むしろ有り得ないと考えても間違いないです。

そこに人間の介在によって、初めて更紗が誕生したのでしょう。白と赤の斑(まだら)模様はかくして我々の目に触れるようになったのだと思うのです。

ですから『クアッガ』が、シマウマと馬の交雑から遺伝因子としてシマウマ由来の柄と馬由来の柄が、体の前後で合体したかのように融合しているのは興味深いですよね。

そして体表のある部分が黄色遺伝子が発色し、ある部分は発色しない遺伝子がランダムに発現する。それが金魚の斑を形成しているということです。

その赤か黄色遺伝因子はある特徴があり、凝集(固まる)する習性があるのでしょう。それが独特の柄域となって表れて人の目を喜ばせるという偶然の産物が“更紗”なのですね。

以上、まとまりが無い文章ですが生物の“柄”というものを考えてみました。

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2012年7月10日 (火)

酸欠にご注意!

お宅の池はエアレーション大丈夫ですか?

詰っていたり、チューブの劣化や管がつぶれていたりして、エアーが供給されていないことはないですか?

今朝もエアーの出が悪い池で、魚がチョロチョロしか出ていないストーンの周りに集まっていました。昨日水換えしたんです。清澄な水は逆に酸素を追い出すことになったりしますよ。

エアーが停まっていて濃い青水なんかは、早朝は光合成の反対で酸素を植物プランクトンが消費しますので酸欠に近づきます。

水温が上がれば溶存酸素量は極端に減りますよね。

特に密飼いしている人は気を付けてください。容器が小さい人も。

この時期が一番事故が多いんです。

加えて計画停電なんかされたら身も蓋もないですよね!!それだけはこらえて欲しいです。

十分お気を付け下さいね!!

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2012年7月 7日 (土)

金目教様 赤影参上!!

うぬぬ~!!

お主らは金目教だな!

おお!一腹の半分以上が金目教に犯されておる!

梅雨の暗い池にあやしく光る金色の目。

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退治してくれようぞ!

え~い!え~い!赤影殿~ 赤影殿~

って、こんな小芝居、誰が判るってのかいな。年がバレるぞぉぉ~

この件(くだり)、前もやったな。(^_^;)

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金目とは何か?

目の付け位置で、光の反射で光って見えるということですね。

これを捨てろと仰る愛好家も居られるようですが、違いますよ。

これが出たら“吉”とするべきかと。

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変異個体

突然変異体は、ある一定の確率で絶えず発生しているそうです。

遺伝子のコピーミスは頻繁におこり、それがたまたま環境に適合することによって生物の次なる方向が決まって行くのです。

しかし、そのような変異個体は、往々にして環境に不適合なことが多く、早くに自然淘汰されて残らないことのほうが多いようです。

そんなことを思ったのも浜錦を調べたのがきっかけです。形質として何百万分の一の確率でコピーに失敗した遺伝子は、我々に全く予想もしない造形を見せてくれることがあるんですね。

以下の画像をご覧ください。片方のフンタンが異常に発達した個体です。こんな表現形は我々の想像を絶しますよね。浜錦の頭の二つ瘤もこのような遺伝変異なのではないでしょうか。この画像の個体、次代に繋ぐのを楽しみにしていたのですが、その夢もかなわず死んでしまったそうです。

Photo

さて次に見て頂くのは、浜錦関連で水泡について触れたことで四国のカバさんが送ってくださった画像です。

Img_0002

ピンポンパールの当歳魚だそうです。胴体に水泡が出来ている個体。異様ですよね。元来金魚の遺伝形質として、水泡の発生は意外と簡単に発生する形質なのかもしれないのが判りますよね。

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さらに送って頂いた画像ですが、こちらはらんちゅう。片方だけですが見事に水泡眼しています!らんちゅうにおいてもこれだけの水泡が出来るのですね。

このように遺伝形質は、何通りかのバリエーションでの出現パターンってのがあるようですね。水泡、出目、肉瘤、四つ尾、背びれなし等々。

その組み合わせが品種を形作っているわけですが、どの形質に着目しその形質を定着させるかが愛好家の手腕となるのだと思います。

品種の特徴を最大限に表現している形質を、累代繁殖によって増長させるのが愛好家の使命であると思うのです。高頭パールのビロードのように頭頂に大きく発達する肉瘤は、その形質に着目し、累代繁殖したが故の結果であるのは明らかでしょう。中国ではそこに着目していないので、それほど極端に発達した肉瘤の個体が永続的に生産されていないと言えます。

浜錦の特徴である二つ瘤の肉瘤という滅多に出現しない形質を、定着=固定するという純化作業を今後も絶えなく育種家が しなければ、いずれはそのような形質は消滅するのではないかと思うのです。(仮に肉瘤ではなく水泡であっても)

翻ってらんちゅうの最大の特徴である頭部肉瘤。この純化作業を怠ると形質が消失するという意味が判るというものです。

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2012年7月 5日 (木)

まだまだ営業しております

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産卵二日目です。

なんですって?「まだやってるんか!」って?

はい、合わせたら産みました。(^_^;) 

明日には出てくるんでしょうねえ~

会用だったら逆算してこんな時期には採りませんよね。

結果は3年4年先でいいんです。目先の利益を求めるアングロサクソン的な遊びより、もっと先を見据えた遊びがしたいと思うんです。

と言いつつも7月採卵ははじめてで~すう。

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2012年7月 1日 (日)

梅雨時の注意~雨水を入れない~

湿気が多いということに気が付くのは、洗濯物の臭いだったり、放置しておいた塩が塩水のようになっていたりとかちょっとしたことですね。

私たちの想像以上に細菌の繁殖力が活発になる季節。そんなこと水の中は関係ないじゃんなんてことはありません。水中の世界でも湿気と日照時間が少ないことは、いつになく変化をもたらしているはずなんですね。

先日から、この時期に台風が上陸したりして例年になく気を遣う日が続いてます。

ちょっと気を抜くと調子を崩すのが梅雨時ですよね。気を抜くとはどういうことかというと、雨水が入り放題になって魚の様子を見ないで放置しておいてエラ病してしまったりすることですね。とにかく梅雨時は、何かと注意事項が多いってことです。

池を注意深く観察もしないで、雨水が入ってかえって水換えが伸びて好都合なんて思っていたらエライ目に遭うことが多いのがこの季節です。エラ病だけに・・・(^_^;)ダジャレ。。。

いわゆる雨水流入の管理はすべきか否かは飼育者としては悩むところですよね。

考察してみます。

先日からの、6月では珍しい台風の上陸と大雨。案の定、調子の悪い池が出てきました。

魚が浮いてボーっとしていると、何が悪かったのか原因探し。どうも判らない。雨が降る前までは調子が良かったのに・・・・。水温変化か?いや降雨は夜だし急激な水温変化は考えられない。ならばやっぱり雨水の流入が原因かと。

それぞれの池の水質によって魚の調子も変わっているように感じられます。

雨水によって急激な水質変化が原因としか考えられません。しかし雑菌が原因とか、随分大雑把な結論は良く聞きますが、なぜ雑菌が繁殖するのか?などの疑問を理論的に納得のいく説明はあまり聞いたことがありません。

そこで仕組みをある程度知識で持っていれば、積極的に防ぐことができることもあろうかと思うので、私なりに説明してみようと思います。

水質がアルカリ性に傾くと金魚は体表面に粘液を分泌して守ろうとしますが、魚は粘液の異常分泌によって死に至るそうです。

反対に酸性に傾くと、体の粘液が剥ぎ取られ体表面で普段は悪さをしないような常在菌の異常繁殖によって自己免疫力が不活性になり死に至ると考えられます。

故に、金魚は中性を好むと言われるわけです。

ここでもう少し整理すると、

酸性とアルカリ性。

それはどういう意味か?つまり水素イオン濃度。

水には水素イオンと水酸化イオンが含まれていて、水素イオンの濃度によって酸性とアルカリ性と分類されるわけです。金魚の生存は水質が中性であることが条件なんですよね。

「イオン」とはプラスやマイナスの電荷を帯びた原子や原子団 で、ファラデーは、電流による物質の分解を発見し、電気分解と名付けたそうです。電気分解とは、様々な物質が分解される様ですよね。

このあたりは中学生の理科の知識ですね。(忘れてたので勉強しなおしましたけど)

そして水素イオンの方が多い場合は酸性、水酸化イオンの方が多い場合はアルカリ性になるわけです。

さてイオンが判ったところで、水中のイオンについて見て行くと、

1)水中の炭酸ガスは、水と反応して重炭酸イオン・炭酸水素イオン・炭酸イオンとなり弱酸性イオンとして存在しています。

2)水中に存在する植物プランクトンは、光合成によって上記の弱酸性イオンを消費して水素イオンに変換していきます。(水素イオン濃度上昇→アルカリ性へ)

3)雨が降ると→大気中の炭酸ガスや酸性物質が雨に溶け込む。

4)同時に植物プランクトンは日照が少ないので光合成ができない。

5)よって炭酸ガスの消費が少ない→水素イオン濃度は酸性に傾く

6)また大気中の窒素を含む物質が溶け込むことによって、それを餌に細菌が増殖しやすくなる。

7)細菌の異常繁殖or水質が酸性に傾くことによって魚は調子を崩す。

というサイクルになっているのではないでしょうか。また上記の現象が複合的に魚に作用していると考えられるのではないでしょうか。

それだけ魚が調子を崩す要素が増えることが以上で理解できた思います。

良く言われる“風通し”の問題などは、水の蒸発と大気中のイオンと水中の水素イオン濃度の関係として考えれば、仕組みと作用が判って来るように思います。この辺の仕組みの考察はあまり聞いたことがないので、どなたか判る説明をしてくださったらなんて思っています。

参考文献『金魚のすべて』長澤兵次郎著他・ネット多数

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