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2011年7月13日 (水)

シンポジウム

今年に入ってから、研究発表の為に画像などの資料提供を依頼されていました。

で、どんな会合かというと、「ドメスティケーション・モデルの構築-博物学の視点から(ISAD)」研究会という会合だそうな。なにやら難しそうな会で、そのISAD研究会は、動物の家畜化を研究主題にして、今回は魚類が主題なのだそうです。それで金魚も積極的に展示しているおさかな館の津村氏に発表の依頼が来たとのこと。

津村氏は、四国愛媛のおさかな館館長をされていて、ニフティのパソコン通信時代からの友人です。(おさかな館は、ゴールデンウィーク前に、立ちあがるワニの話題でテレビで取り上げられていました。)

どんな内容で発表されたのか、ふんぺいも興味津津で資料を以前送って頂いてましたので、それを少しご紹介したいと思います。

この分科会、何がすごいって実は、座長が秋篠宮様なのだそうです。なるほど、山階鳥類研究所でご研究をされているほどに、生物の家畜化にご興味があったからと推察できるわけです。

Img_0001 

金魚などもまさに改良種であり、家畜化の最たるものともいえます。

さて発表の『日本の地金魚 その歴史と特色』は、

1.金魚の伝来とその改良が平成の時代まで延々と続いていること。

2.伝統的な地金魚の紹介。(ナンキン・土佐錦魚・大阪らんちゅう・らんちゅうなどなど)

3.品種の形質の紹介。

4.大阪らんちゅうの斑紋の一覧と文化の関係

5.そしてらんちゅうの発展についてを多角的に紹介。らんちゅうは関東系と宇野式(!!)という区分けがされています。

さすがに上手くまとめておられました。

品種の形質の紹介の部分では、『肉瘤考』の画像を大きく取り上げて頂いておりました。 このページの説明に入った時、一同から「おお!」とどよめきがあったそうです。専門家のお歴々を唸らせ、認知されたことを何か大変光栄に思えました。

Img_0002

  因みに津村氏は協会系のらんちゅうをされていて、何を隠そうパソコン通信時代、右も左も判らないふんぺいをらんちゅう地獄に叩き落して下さったのも津村氏だったのです。いわば心の師匠でもあるわけです。

発表は成功裡に終わり、大変好評だったそうです。微力ながらその一翼を担うことが出来てふんぺいも嬉しく思います。

秋篠宮様もこの肉瘤をご覧になり、心のどこかに記憶されているとしたら、何か大変誇りにも思うふんぺいでした。

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【7】金魚全般」カテゴリの記事

コメント

関東系と宇野式の明確な違いが何処にあるのかと言う話になれば胴や尾で無く頭と言う事が自明の理ですねぇhappy01 こう言ったオフィシャルのシンポジウムで宇野式のランチュウの存在感を際だたせるにはあっと言わせる頭が有っての事ですねぇgood

投稿: ツネゴン | 2011年7月13日 (水) 14時38分

ツネゴンさんおはようございます。
「宇野系の頭(カシラ)は出るもんや」なんて流暢なことを言っていると、崩れた頭で「カシラは出ているから良し」なんて思ってしまうのでしょう。
ま、ついこの前までは、カシラなんてことを口にする関西の愛好家は居なかったんですから流れは変わってきたかな?って感触はあるんですけどね。(^_^;)

投稿: ふんぺい | 2011年7月14日 (木) 09時01分

地獄への案内人 カバです

 その節はお世話になりました。おかげさまで、いい発表になりました。そのときにこのブログをすべてPDF化して読み返しました。今まで雑然と飼育した中で蓄積してきたものが、頭の中ですっきりしたようでした。
 例のDVDいただきたいのですが、可能でしょうか?

投稿: 地獄への案内人 | 2011年7月20日 (水) 10時30分

カバさん、おはようございます。
いえいえこちらこそ少しでもお力になれたかと思うと光栄です。
はい、送りますよ~(^-^)

投稿: ふんぺい | 2011年7月21日 (木) 04時26分

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