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2009年6月

2009年6月30日 (火)

梅雨本格化

やっと梅雨らしくなってきましたね。

今日なんか、蒸しっとしてて雨も降ったりやんだり・・・・・

こういう湿度の高い時は要注意。

うちはほとんど無選別状態なのでまだまだ稚魚も小さいんです。

少し大きくなったら半分、仲間に持って帰ってもらう。

この時期は朝から稚魚をじっくり観察します。変な動きをしていたら即水換え。

たとえば、キラッキラッと胴を見せるようなことがあればエラを疑います。

0.3パーセントの塩を入れてヒーターで水温を30度まで上げちゃいます。

抵抗力の無い小さい個体は死ぬことはありますが魚は残ります。

実際、発見が一日遅れれば全滅もままありますよ。

エラに罹った稚魚の姿を覚えておくと、1尾でも水面に上がっていたら判ります。

とにかく密飼いしてるもんだからそんなギリギリのことやっているんですね。

もっと水量を多くして数を減らせば簡単なんですよね。

何故楽なほうをしないかって? 

砂金探ししているんです。その砂金、3年ぐらい飼わないと本物かどうか判らないんです。

この方法は会用に仕立てることを一通りマスターしないと難しいんですよね。

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2009年6月20日 (土)

煎茶道

以前、玉露を頂いたことがあります。

小さな急須に茶葉を想像以上に多く入れ、お猪口ほどの茶碗に注ぎ分ける。一口で飲み干せる茶のエキスのみのその緑色のとろみのある液体を、少し口に含むと、それは今まで味わったことの無い茶とは別の飲み物。

馥郁(ふくいく)とまろみを帯びたその味は、甘くもあり旨みのある、それでいてお茶であるのは明白。口一杯に広がったさわやかな感覚は、味わった者にしか判らない世界。

そんな経験をしたのち、ふと気が付くと聞きなれない『煎茶道』という文字が目に入ってきました。なるほど、煎茶道なるものがあるのか。抹茶の「茶の湯」は知っているけど、煎茶道は初耳だなあって思って調べると、、、これまた奥が深かった。

煎茶は中国の明代に始まり、日本には江戸初期に伝来したそうです。その後、「喫茶趣味」として文人墨客に広まり、高遊外という禅僧によって「煎茶道」が成立したそうです。形式に偏りがちな「茶の湯」に対して痛烈な批判をしながら、自由な気風の精神世界を確立したんですね。晩年、高遊外は、京の市中で喫茶を希望する人に茶を煎れて売り歩いていたそうで別名『売茶翁(ばいさおう)』と呼ばれていたそうです。

親しみと畏敬の念を込めて『売茶翁』と呼ばれた煎茶道の開祖。私たちが『仁松翁』と呼び習わしているのとどこか似ていますね。茶に哲学を持ち込んだ先人。仁松翁もまたしかり。晩年、不遇であったのも似ているようです。

通勤の車中、隣りに座ったご婦人が、私の読んでいる書物に目をやり、「煎茶道ですか?珍しいですね。」とにこやかに話し掛けてきました。それから30分ほど、そのご婦人、煎茶道について色々と語ってくださいました。話しが盛り上がり、別れ間際に「またお会いしましょう。」と颯爽と去られていきました。ふんぺいは既に煎茶道に足を突っ込んでいると見切られてしまったか??

座敷に、これぞというらんちゅうを1尾あげて煎茶を煎れて楽しむ。目と舌を遊ばせるってのはこれはまた良いかも。。。。

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2009年6月18日 (木)

『四大地金魚のすべて』発売

Photo 川田洋之助著 マリン企画 1800円

昨日楽しい書籍が届きました。『四大地金魚のすべて」

『金魚のすべて』『らんちうのすべて』に続く第三弾です。

表紙を見るだけでゾクゾクします!古くから地方に伝来する「地の金魚」、地金魚の存在は、遺伝形質を長く保持しようとする愛好家の努力の賜物です。そこには普遍的な美が宿る余地を感じます。その金魚たちがどのように保存され今後も作出されていくのか。その具体的な方法が解説されています。

まだパラパラとしか見てません。ゆっくりと精読したい本ですね。
宇野系のらんちゅうをされている方には是非読んでいただきたい書物です。なぜか?長い年月を掛け維持されている形質は、伝統の上に立脚しているからです。自ずと「らんちゅうとは何か?」という哲学的な根本を考えるキッカケになるんではないでしょうか。

高い書物ですが損はしませんよ。ヒントは沢山ありそうですよ!

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2009年6月10日 (水)

中国金魚を考える

ピーシーズ発行の『中国金魚大鑑』を久しぶりにツラツラと見ていて感じたことを書きます。

中国金魚の色や形のバリエーションは、「こんなものまであるのか」と感嘆させられます。お国柄なんでしょうね。片っ端から掛け合わせて残す。これの繰り返しが奔放な遺伝子の悪戯(いたずら)を許しているって言ったら良いのでしょうか。

同じ金魚なのに日本の場合、枠に嵌めたがるから、そのような悪戯は断じて許さないベクトルが働いているのでしょうね。良い悪いは別ですよ。これもお国柄と考えたほうが良いですね。

件(くだん)の本には色々なタイプのらんちゅうも掲載されています。驚いたことに中国には頭の質が全く違うものが残っているんです。その時に気が付いたのは、ライオンヘッド(中国)と獅子頭(日本)は違うってことです。ライオンヘッドはまさしくライオンの頭なんです。鰓蓋に肉が盛っていて顔を一周していて、雄ライオンのタテガミみたいになっているんです。それはそれで見事です。日本の獅子頭は獅子舞の獅子をイメージしているからライオンじゃないんですよ。

中国のように大規模に数多く採卵して出てきたものを人間がチョイス(選抜)する作業は大切なんだって思うわけです。だから選別淘汰って我々が考えている以上に難しいってことなんでしょう。膨大な数の仔から何尾かをチョイスすることの危うさを今一度再考してみることって重要ではないでしょうか。

こんなに違うものが残っちゃうんですから、人間がしっかりしていないと全く別物になってしまうってことです。人間が迷走したら魚も迷走するってことなんですよね。どこに基準を置くか。。。それをしっかりと見据えないと獅子頭らんちゅうもらんちゅうじゃなくなってしまうということなんだと思うんです。いかがでしょう。

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2009年6月 7日 (日)

お口汚し ―モノトーンの世界―

ちょっと間隔があいたのでお口汚しに・・・・・

Dsc_4457a

池をちょっと変わったアングルで撮影してモノトーンにしてみました。

Dsc_4464a

色の無い世界。。。静謐な味わいを感じませんか?
色を想像することを忘れた現代人には、モノクロの写真や映画は、カラーにはないコントラストの美しさを再認識させてくれると思うんです。

実は色が付くとこんな感じ

Dsc_4464

じゃ、こんなのはどう??

Dsc_4462b

色が付くと。。。。

Dsc_4462

さてさて、あなたはどう感じました???

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