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2009年3月 2日 (月)

糠漬けと池管理

サイトに以前書いたことなんですが、先日テレビで糠漬けのことをやっていたので、ここでもう一度テレビから得た情報も加えて考えてみます。

糠漬け(ぬかづけ)は皆さんご存知ですよね。一般に糠床には一人の人しか手を入れてはいけないと言われます。腐ったり味が変わるからなんですが、じゃ、糠漬けを製造しているお店では糠床は一人の人しか触っていないのか? 一人しか触ってないそうです。やっぱり味が変わるそうです。

糠漬けのあの酸味などは乳酸菌が発酵しているんだそうですが、人の手に付いている乳酸菌は微妙に違うそうです。乳酸菌といえども200種類ほどありそれぞれ違うんですね。

乳酸菌は有用菌だから良いのですが、人が変わって今まで繁殖していた菌のバランスが崩れるから味が変わるわけですね。

で、池を糠床と見立てると、人が変わると今までその池で繁殖している常在菌バランスが崩れる→ある菌が異常繁殖する→魚が鰓病に罹る ってなサイクルが成立するんじゃないかってことなんです。

他人が池に手を入れると病気になったって良く聞きます。また新しい魚を入れたら病気になったってのも良く聞きますよね。新しい菌に耐性が無かったからという説明も出来ますが、どちらかというと糠漬け理論のほうが納得がいく場合が多いんですよね。

だから少なくとも他人が池に手を入れるのはご法度です。あいつが来ただけで魚が調子崩れたみたいなことまで言われる場合があるのでそのあたりは十分注意してくださいね。

ま、自分の池は糠床と一緒と考えると、ほぼ各池の常在菌はみんな一緒って思って間違いないんでしょう。それでも調子が悪くなる場合は他に原因があるんだと考えたほうが良いですね。例えば池の置かれた場所とか。室外飼育は日々環境が変わりますし、臨機応変に管理を考えないとイコールコンディションにはならないですから。

細菌といかに共生するか、なんだと思うんです。青水の作り方からはじまって魚の調子を見る観察力。池管理は魚の状態を見れば一目瞭然なんですね。

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コメント

先日〇クルト研究所の方に腸内環境の話を伺って、まさにこれは水槽や池の環境と同じだなと思ったものです。その方も実は淡水魚マニアだそうで、その話をするとすぐわかってくれました。

投稿: 花やん | 2009年3月 3日 (火) 08時37分

花やんさん、おはようございます。
細菌を研究されている専門家が同意見なら考え方は間違っていなかったんですね!
腸や内臓は皮膚の延長って聞きます。腸内の細菌と皮膚上の細菌。生物は細菌なしでは生きていけない。細菌との共生がポイントなんですよね。
現代日本人の細菌を排除するという行き過ぎた潔癖主義がネックになっているように思いますね。

投稿: ふんぺい | 2009年3月 4日 (水) 07時58分

潔癖症で思い出しましたが著書笑うカイチュウで有名な藤田先生の話も聴く機会があって、それから本も買いました。
 文庫でも出ていますが、この先生の本は読みやすくてしかも目ウロコ確実です。ぜひ。

投稿: 花やん | 2009年3月 4日 (水) 10時45分

藤田先生が仰っていたんでしょうか。回虫などの寄生虫を多く持っている東南アジアの人たちには、花粉症がいないって話し。
過剰な免疫反応(花粉症など)が回虫などの異物が体内にある場合は出にくいという話しだったと思うんですけど。
だからって回虫を体内で飼えって話しにはならないですけど、なんかそういう仕組みって考えさせられますね。

投稿: ふんぺい | 2009年3月 4日 (水) 12時23分

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